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面接の準備① 準備する事 (2015/6/1)


◆面接の日程が決まると、「何を準備したら良いですか?」との質問を受けることが良くあります。


「履歴書」、「証明写真(履歴書用)」、他には「職務経歴書」や「薬剤師免許証のコピー」の持参を求められる求人もありますし、新卒の方なら「成績証明書」や「卒業見込証明書」の準備が必要なケースもあります。また製薬企業、CROやSMO等いわゆる『企業の求人』では、自己紹介文(自己PR、自己推薦状)を求められる時もあります。
(医療職の求職者の方の中にはまれに、「履歴書って要ります?」なんていうツワモノの方もいらっしゃいますが。。。。)


◆さて今回はそういった持参・提出する「物」ではなく、心構えなど「準備する事」について。


「心構え」って何?、「応募資格があって提出書類さえ準備しておけば、面接って受かって当然なのでは?」という方(若しくは声に出しては言わないけど実はそう思っている方)もおられるかもしれませんが、果たしてそうでしょうか?

確かに売手市場が久しく続いている薬剤師転職・就職の業界、特に地方や僻地などの薬剤師過疎地域に限らず、そいういった「薬剤師免許さえあれば誰でも良いよ。」という求人も少なからずあります。
が、そういった求人ばかりではなく、調剤薬局でも個人病院でも面接での態度をきちんと評価して人選するという求人が増えてきているのも事実です。

そしてあえて言うなら、そのような面接で人材をしっかり評価し人選して採用を決める求人の中にこそ、あなたの求めている・理想とする職場がある可能性が大きいのです。
(それに、「誰でも良いよ」って言われるのもちょっと悲しいですね。そういった「誰でも良い」という求人の中にはなかなか採用が決まらない、業務が過酷であるなど多少なりの理由があるケースもありますし、やっぱり「あなたに来てほしい」って言われる方が嬉しいですよね。)


そしてもう一つ。
◆面接とは、「受かった」か「落ちた」かが、全てでしょうか?
答えは否。


求職者の皆さんは転職・就職において少なからず、「給与・年収」「休日・休暇」「勤務時間・残業」「勤務地域・通勤方法及び駐車場の有無」などの就業条件について何らかの希望を持たれていると思います。
人事・採用担当者あるいは求人企業の社長といった面接する側も人間です(ちなみに会社・企業などを法人と言いますが、これは法律上の人という意味です)。人間である以上、当然面接での評価が高い・印象が良い人には就業条件について出来るだけ希望を叶えてあげたい・希望に沿って融通をしてあげたい、といった感情も出てきます。


そうです。
◆面接とは「採用」「不採用」を決めるだけではなく、あなたの希望条件が叶うかどうか、出来るだけ良い条件で就職できるかどうかも決まる場なのです。


こういう話しを聞くと「そんな小手先の技術で評価して欲しいとは思わない。実際の仕事の能力で判断して欲しい。そんな曖昧な評価基準ではなくきちんとした明確な評価基準のあるところが良い。」と言われる方もいますが、たとえきちんとした評価基準が整っている企業であったとしても、実際に働いている所を見たこともない人の事を1回の面接でどれだけの仕事が出来る人なのか、正確に正当な判断・評価をするのはたいへん難しいものです。


◆故に、面接での態度、すなわちどれだけ準備をしてきたか、その心構えが面接での評価・判断の上で重要なものとなるのです。

実際に仕事をする時に、患者さんやDr.と向き合う時に、物事に対しどのような準備を行い、どれだけ真剣に対応する人なのか、それが出来る人なのかを評価・判断されるのです。



少し前置きの話が長くなってしまいましたが、面接の準備・心構えの準備の大切さがわかっていただけましたでしょうか?

それでは次回のコラムでは、具体的に「準備する事」をお伝えしていきたいと思います。
(要点さえ押さえておけば、そんなに大袈裟な事ではありませんので、面接って大変と考えなくても大丈夫ですよ。)



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