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てげてげブログ
2012-08-04

419) ベトナム旅日記ー11 (世界遺産ハロン湾クルーズ)

  最終日は、旅行のハイライトとも言うべき、世界遺産ハロン湾のクルーズである。スコールが来たらクルーズの中止もありうるという予告を受けていた。早朝、スコールがあったようだ。しかしクルーズの時間帯は、幸いいい天気に恵まれ、幻想的な景観を存分に楽しむことが出来た。

(世界遺産 ハロン湾)
  ハロンとは「龍が降りる」という意味。この名に連なるハロン湾伝説というのがあるらしいがよくは知らない。
  静かな海面から3000もの奇岩がそそりたつ風光明媚な景観は幻想的で、「海の桂林」と形容される。その奇岩の間を縫うようにめぐるハロン湾クルーズは観光のハイライトである。
  クルーズは奇岩を眺めながら進み、鍾乳洞や水上家屋、養殖場などに立ち寄る。色んなコースがあり、ゆっくりしたいなら3週間くらいのコースもあるらしい。

(ハロン湾観光)
  我々はチャーター船で約3時間のクルーズだった。養殖場ではエビ、カニ、シャコ、魚などの魚介類を、生簀からすくって生きたまま売っていた。買った魚介類はクルーズ船で調理してくれる。
  驚いたのは生きた化石と言われ、日本では天然記念物になっているカブトガニを食用として売っていることだった。
  昼食はクルーズ船上での海鮮料理を楽しんだ。

下船後、バスでハノイへ。ハノイ市内観光。

(バッチャン村)
  ハノイへの途中、陶磁器の村、バッチャン村を見学。
(ホー・チ・ミン廟)
  政府の施設に囲まれた、広い芝生広場の奥に廟が建っている。午前中なら廟の中に入場できて、ホー・チ・ミンの遺体を見ることができるという。我々が着いたのは夕方だったので、閉館され衛兵が厳重に護っていた。
  ホー・チ・ミンの遺体は、人工的に血液を循環させることにより、生きているような血色で、眠るように横たわっているらしい。ロシアではレーニンの遺体が同様に保存されており、その技術をもつソ連の協力を得たのだと言うガイドの説明だった。
  世の中には大変な技術があったものだと感心しつつ、英雄をそういう形で残すというのはやはり全体主義、社会主義の国だなあ、という思いをもった。
(ホアンキエム湖)
  町の中にある特段になんということもない小さな湖だった。市民の憩いの場なのかもしれない。

7月10日 
ハノイ発01:45のハノイ航空0356便で帰国の途に。08:00福岡空港着。
名物のスコールに出会うこともなく、終始天気に恵まれた旅行だった。感謝、感謝である。(2012.08.04)

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