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てげてげブログ
2012-05-28

398) 発砲・禁酒・瓦礫

  近頃、地元福岡のニュースにはあまり感心できないものが多い。常日頃、福岡はいいところだと思っているのだが、県外の人からは、とんでもない土地柄にみえるかもしれない。

発砲事件
  ともかく発砲事件が多い。北九州で、福岡で、筑豊地方で、筑後地区で・・・。
  あげくの果てに、先日は現役時代に暴力団担当だった元刑事さんが射殺された。暴力団による報復だろうと言われているが、犯人が捕まったという話をまだ聞かない。
  外部の人には、どれほど恐ろしい土地柄に思えることだろう。

禁酒令
  福岡市職員による、飲酒絡みの事件が続発した。堪忍袋の緒が切れた市長は、全職員に自宅外での1ヶ月間の「禁酒令」を出した。昔々、アメリカでは「禁酒法」の時代があった。ギャングの全盛時代である。当時を舞台にしたギャング映画をよく見たものである。
  さらに福岡市役所では、職場ごとに全員で「飲酒運転撲滅の誓い」と「服務の宣誓」なるものを唱和するのだという。
  法律や命令で飲酒を禁じても、「誓い」をみんなで読み上げても根本的な解決にはなるまいと思う。確実に福岡の品性を貶めるニュースではある。

がれき処理
  東日本大震災で出たがれきの受入で北九州市が揺れている。市議会が全会一致で受入を決定したのは大分以前のことだったように記憶している。
  大震災の後処理は、日本全国で取り組むべき問題だと思っている。だから北九州市議会の全会一致による受入決定には「我が市議会も、やるじゃん」と拍手をおくったものである。
  市議会の決定を受け、市は慎重を期して、試験焼却をすることにした。焼却灰の放射能濃度や排ガスの放射能物質を検証し、受入の可否を判断するのだという。
  これまた、まことに妥当な措置だと思う。ところがこの試験焼却をめぐって、受入に反対する数十人が、実力行使で搬入を阻止しようとして警察官ともみあいになった。逮捕者も出た。
  全国版のニュースになったこの事件を北九州市民として恥ずかしいと思った。一部の市民とは言え、我が市民はあまりにも自己中心的なのではないか・・・と思っていたら・・・インタビュー、逮捕者など新聞記事に登場する人の多くは市外、県外の人達だった。(2012.05.28)

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