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てげてげブログ
2011-06-03

298)おそまつの一席(菅vs鳩)

昨日の茶番劇。
あのまま進んでいたら、内閣不信任案が可決されていたかもしれない。
頭にきて、判断力を失っている菅総理は、勝算のない解散・総選挙に突っ込み、
見るも無残な民主党惨敗という結果を招いたかもしれない。
いうまでもなく菅直人の政治生命は終わっていただろう。

ところが・・・
開会直前になり、鳩山前総理の仲介もあって、突然の退陣表明。
「一定の目処がついたら辞める」と。
辞めるのならいいじゃないかということで、
民主党内の造反者たちは、振り上げた拳を収めた。

そして・・・
のこのこでしゃばってこの茶番劇をまとめた鳩山前総理の言い分。
「第2次補正予算案の目処がたつ6月中には辞める約束だ。」
あげくの果てには「約束を守らないなら総理はペテン師だ。」とエスカレート。
辞めたくない菅総理の言い分。
「そんなこと、文書には何も書いてない。」
「福島原発収拾の目処がつくまでは続ける。それは1月以降だ。」
その存在自体が瓦礫であり、復興の障害になっていると評される菅総理は、
これからも鉄面皮を貫き、平気でうそをつきながら、権力にしがみつく意向らしい。

脇の甘い「あま鳩」と、ずるがしこい「ずる菅」の勝負では、
結果は目に見えているような気がする。
精神を病んでいるのではないかと思えるほどに特異な性格の総理大臣。
素人の集まりで、組織のていをなしていない政権与党。
不幸なのは国民、しかしその政権を選んだのも間違いなく国民。
(2011.06.03)

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