窓の向こうに一面に広がるけやきの木、一昨日、休日前には何百枚かほどの紅葉した葉が、枝にしがみついていました。休みが明けて今朝は、風にひらひら揺られながら、10枚ほどの葉が残っているにすぎません。みんな討ち死にしたようです。彼らは冬と戦う最後の残兵です。あと何日戦えるのか、あるいは数時間後には全員が殲滅されるのかもしれません。

　　けやきの木は葉を失って裸になると、あまり形のいい木ではありません。太い枝の途中や枝の先から、細い枝を四方八方、無造作に伸ばしていて、その裸の姿はあまりいい格好じゃありません。
　　そのせいじゃないでしょうが、昨年はもっと早い時期に、植木の職人さんが大勢やってきて、伸び放題に伸びた枝を切り込んで、大きな枝だけ残した、スリムでシャープな姿に変身させていった記憶があります。遅れているようだけど、今年も植木屋さんは来るのでしょうか。それとも市の予算不足でことしは来ないのかな？（2010.12.24）