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てげてげブログ
2010-11-15

227)どうなる日本

  日本という国が、世界の中で急激に地盤沈下しているのではないでしょうか。自民党政権時代から既にその傾向はあったのかもしれませんが、この1年間、民主党政権になってからのそれはひどいと思います。

  横浜でのAPECが終りました。舞台は日本です。議長国日本の総理大臣は、堂々とかつ華やかに主役を演じ、そして参加国は日本をたてながら・・・会議の雰囲気はそんなものだろうと予想していました。
  「会ってください。お願いします」「会う気分じゃないよ。こんな気分にさせたのはそちらの責任だろう」「そう言わず、ちょっとだけ、たとえ短時間でも会ってください。それだけでも国民に顔がたちます。お願いします」とかなんとか、必死に頼み込んで、開催10分前までじらしにじらされた挙げ句、日中首脳会談が実現しました。日本では22分間の会談が実現したと大騒ぎしていますが、中国では「会談」でなく、それより何ランクか軽い会話?とかいう言葉で軽く報じられたとのことです。報道の中身もどうせ中国に都合のよい内容だけになっていることでしょう。
  冷ややかに固い顔で見下ろす中国主席の前で、メモを見ながら相手の顔も見ず、おどおどと発言する日本国総理大臣のテレビ映像。情けない思いに涙が出そうでした。いつから日本は中国の属国になったのでしょうか。

  ロシア首相との会談も、日本側の希望で開かれ、日本側は型どおりの主張を伝えましたが、相手も「ロシアの領土だ」と言いたいことを主張して帰ったとのことです。

  普天間問題をきっかけに日米関係がぐらついている隙をついて、行動を起こした中国とロシア・・・識者はそのように解説しています。
  選挙に勝つために、見通しもなく「最低でも県外」と無責任に演説して回り、今や収集のつかない困難な事態に陥れてしまった、ノーテンキな前総理の政治音痴がそもそものスタートだったということでしょうか。
  総選挙でただただ政権交代を唱えたマスコミ、その掛け声に踊らされた国民、経験も定見もなく事ある度に右往左往している民主党政権、みんなして日本を駄目な国にしているような気がします。(2010.11.15)

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