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てげてげブログ
2010-06-10

176)世論調査 2010.6.10

  昨日に引き続き政治にまつわる話。近頃、政治が気になる自分がいる。
  退陣前の鳩山内閣支持率が17%で、スタートしたばかりの菅内閣支持率が60%。
  菅内閣が誕生してまだ2~3日。そんな短期間に具体的な成果が出るわけもない。しかも閣僚は殆どが鳩山内閣からの留任で中身は変わらない。本の中身は変えずに、ただ表紙を変えただけで17%から60%へ急上昇。これってどういうこと?

  たった1~2週間の間に行われたこの二つの調査結果は、世論調査の実態のなさ、いいかげんさを如実に晒してしまったということではないかと思う。たいした根拠もなく、ただその場その場の空気で大きく揺れ動く世論。所詮世論とは、政治の局面のわずかな部分しか知ることの出来ない素人集団の、得体も知れない空気の動きに過ぎない。
  その世論調査に、みんなが過剰に反応し過ぎているのではないか。今、自民党は自信を失って右往左往している。民主党はいまのうちにというので、参議院選挙を急ごうとしている。こんなものに振り回されていては、政治も国家も駄目になるような気がする。

  世論なんか気にせず、あるいは世論を教育し、引っ張って、国家のためにやるべきことをド~ンとやる政府、政治家が欲しいものだ。
  新聞各社やテレビ各局も、こんなにもふわふわして実態のない世論調査の有り様を、そろそろ考え直してもいい時期ではないのか。
  

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