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てげてげブログ
2009-10-18

94)民主党さんにお願いです 2009.10.8

  民主党に政権交代して、政策転換の準備が急がれているようです。これから世の中の色んなことが変わっていくのでしょう。
  何事につけ思うのですが、変わることによって正の部分とともに、必ず負の部分が生まれます。人間の浅知恵では予想も出来なかった弊害が出現したりするものです。変わったことによっていい世の中が出来上がるのか、かえって悪くなるのか、それは結果がでてみないと分からないことです。民主党さんにお願いしたいことの一つは、負の部分に対する目配りも忘れずに、優しい改革をすすめてもらいたいということです。

  政治スタイルも変わるようです。官僚には国会で答弁させないとか、記者会見をしてはいけないとか、官僚にどっぷり依存していた今までのスタイルが変わるようです。政治家には政治家の役割があり、官僚には官僚の役割があるのですから、今更大きな手柄話のように騒ぎ立てるような問題ではないと思うのですが-----。むしろ今までサボって楽をしていた政治家が責められるべきであって、まるで官僚が悪者であったかのような報道には何かピンとこないものを感じます。

  ダム建設中止、子供手当、高速道路無料化、農家戸別補償等、民主党の政策が矢継ぎ早に実行に移されるようです。当社の将来に大きな影響を与える人材派遣法の見直しもその一つです。
  いずれの政策にも色々と異論があるようです。与党の中でさえ一致しているとは言えないようです。しかしいずれも民主党のマニフェストに書いてあったのだからということを盾に、その運び方にはいささか問答無用といった臭いも感じます。
  民主党は選挙に大勝しました。しかし国民はマニフェストに書いてあった全ての政策に賛成して民主党に投票した訳ではないと思います。子供手当に賛同した子育て世代、高速道路無料化に喜んだマイカー族、お金が貰えるならという農家の人達等々。殆どは自分に有利な一部の政策に惹かれて投票したにすぎないと思うのです。それよりも何よりも、自民党には飽き飽きした、政策なんかどうでもいい、ともかく政権が変わって欲しいと望んだ人達が一番多かったのかもしれません。
  だから民主党さん、マニフェストに書いていたからという一言で片付けずに、国民にも十分に説明し、野党とも議論を尽くしてください。それが二つ目のお願いです。
  説明不十分、聞く耳持たず、という昔の自民党の真似はしないでください。

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