雑誌「WiLL」を定期購読している。毎月楽しみに読んでいる記事の一つに「蒟蒻問答」という対談がある。対談するのは堤 と久保紘之という、いずれも相当年季のはいった元（？）ジャーナリストである。
　　お二人とも博学だし、発想が面白い。モノの見方、捉えかたや考え方に感心することが多い。
　　今朝の電車の中で読んだ10月号の対談。最後に堤さんの吐いた言葉にまた感心した。堤さんには許可を得ていないが、そっくり無断転載させてもらって今週のブログはこれでオシマイにしようと思う。このところ鬱気味で何かを書く意欲が湧かない。

『　ひところ悪質なリフォーム業者が跳梁跋扈（ちょうりょうばっこ＝雑誌にもふり仮名あり）した。「このままだとお宅の家はダメになる」などと、必要もないリフォームを奨めて、お年寄りから法外なカネをふんだくる。「改革」を英語でいえば「リフォーム」だ。小泉リフォームの結果、日本という家は、カネはかかるわ、住みにくくなるわ、散々だ。そして今度は「チェンジ」という言葉に踊らされている。　』