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てげてげブログ
2017-09-27

1107) 総選挙

突然降ってわいた衆院解散、総選挙の話題でマスコミはもちきりだ。政界も沸き立っている。今回の解散を何と命名するか、安倍総理は「国難突破解散」と自ら命名したが、野党は「敵前逃亡解散」だ、「疑惑隠し解散」だ、「もりかけ解散」だと喧しい。

解散の大義がないという野党の大合唱に自民党は国難突破解散という前時代的な言葉を持ち出した。この言葉に私は少なからず違和感を覚える。たしかに少子高齢化は将来の国難かもしれない。しかし今まで国会で論戦を闘わした訳でもない少子高齢化対策を突然拾い上げて、そのために消費税の使途を変更するという。そのことの是非について総選挙で国民に信を問うという。国論が割れているのなら信を問えばいい、しかし違うのじゃないかと思う。そこには選挙に勝ちさえすればいいという自民党の本音が透けて見えるような気がする。政権の座が長くなって自民党が謙虚さを失い我儘になり過ぎたのかもしれない。

一方で野党第一党の民進党は、かっての政権担当時の印象が悪すぎる。鳩山、菅、野田という3人の総理、あの時の印象は簡単には拭えない。この党に2度と政権を担当させてはいけないと思う。共産党や社民党や自由党は論外だ。それなら小池新党か、こんな素人ばかりの政党に政治を任せたら民主党時代よりさらに混乱するだろう。結局どの党にも投票したいと思えない。議員個人にもそんな魅力を備えた人は少ない。

投票には必ず行く。しかし誰に投票するか、どこに投票するかはまだ決めていない。投票日まで決められないかもしれない。投票箱の前でえいやっと決めることになるかもしれない。(2017.09.27)

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