ベルギーの首都ブリュッセルの自爆テロ事件で、日本人の犠牲者が出たという。負傷者2名で、うち1名は重体との報道だ。2名とも観光客ではなく、現地に滞在して仕事をしている人のようだ。

同じ今朝の新聞にトルコで日本人が逮捕されたという記事も載っていた。ＩＳ（イスラム国）の戦士になるためにシリアに密入国しようとしていたのを、現地の警察に不審者として捕えられたという。

「日本人」が「イスラム国戦士」に志願する？・・・この二つは私の頭の中ではなかなか結びつかない。だいたい戦士として受け入れられるためには、イスラム教徒であることが必須条件であるはずだ。

もとは中東やアフリカの人が、日本に移住して、日本国籍を得た日本人なのだろうか？

本来の日本人が、イスラム教に入信し、過激な思想に染まっていったのだろうか？

それとも日本国内の単なる不満分子、過激分子のなれのはてなのだろうか？

ほぼ同時に発生したこの二つの事件・・・日本にもイスラム過激派の影響がひしひしと押し寄せているのではないか、と思わせるものがある。怖ろしい。（2016.03.24）