「インターネット上の仮想通貨ビットコインの取引場を運営するマウント・ゴックスのサイトが閉鎖状態になり、混乱が広がっている」というニュースを目にした。
　　
　　初めてお目にかかった言葉、「ビットコイン」とは何ぞや、と早速調べてみた。色々読んでみてもいっこうに理解できない。

　　「利用者の数が世界中で数百万人に達している」「手数料がかからず国を超えた送金などの利用が拡大している」「銀行口座を持たなくてもスマホなどで簡単に取引できる」・・・・・ずいぶんと便利なものらしい。

　　「自国通貨の信頼度が低下した国では代替通貨としての魅力が高い」「国際的な制裁で外貨を獲得できない国などで利用価値が高い」「資金洗浄や麻薬取引などの違法行為に悪用される事例が増加している」・・・・・何やら怪しげな影をもっているらしい。

　　「ビットコインとは、紙幣や硬貨が発行されないインターネット上で流通する仮想通貨で、実際には電子データである」「ドルや円などとの交換はウエブ上の取引所で行われ銀行を通さずに世界中で使用できる」「マウント・ゴックスは多額のコインを管理していたがその大半を紛失した。ハッカーが電子データを書き換えるなどして盗んだ可能性がある」・・・・・ビットコインの実態に関した説明になってくると全くイメージが湧いてこないのである。

　　インターネットが発達し、新しいものが次々に生まれてくる。それらの殆どは年寄りの理解を超えるものだ。しかし、知らなくても、利用しなくても、日常生活で不便を感じるわけではない。まあ、いいとするか。（2014.02.27）